- 資格取得者数（２０１９年５月１日現在）
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- ● FROSIO２０名
- ● NACE（LEVEL2）６名
- ○IMO塗装性能基準（PSPC）とは？？
- 過去にバラストタンク内の腐食による沈没事故等が多く発生しました。塗装は、船舶の状態を良好に維持すると共に保守を容易にするため非常に重要なものです。また建造段階における施行品質が将来にわたる塗装の維持に大きな影響を与えます。このような塗装の重要性に鑑み、国際海事機構(IMO)は2006年12月8日通称PSPCと呼ばれる塗装性能基準を採択しました。このルールにより2008年7月1日以降の建造契約船については、基準に基づいた塗装システムの対応が必須となりました。
- ○資格保有者の必要性について
- 上記PSPC塗装検査については、NACE Level-2 または、FROSIO Level-3の資格を有する検査員が検査を行うことが定められています。弊社には、PSPCルールに対応できる資格保有者が多く在籍しており、検査方法や最新の検査機器を完備しお客様のニーズにお応えしております。
FROSIOはヨーロッパのノルウェーで発足した、主として船舶や構造物において行われる塗装の被塗面の表面処理と塗装状況を検査する検査員資格のことです。 FROSIOはヨーロッパを中心に広く世界へ普及しており、塗装分野での国際資格として広く世界的に認知されています。検査員は塗装業者・施主・製品のサプライヤー・検査機関・その他の関係者などの様々な立場を代表することができます。
ISO9000の導入により、日本の防食塗装業界にも品質向上と検査員の教育と資格が必要視されるようになり、IMOでは上記記述の通り、NACE Level‐２の資格を要求しています。